みつる工芸

店舗外観
 寂光院への道すがら、ちょっと迷い込んだ小路の先にある昔ながらの民家。 ここがみつる工芸、渋染の製造元です。柿の実を青いうちに収穫し、3〜5年間発酵させたもので染める渋染。 何度も天日に干す作業工程で柿の独特の匂いが隣家を悩ませるため、街なかではなかなか作業の出来ない染色方法です。

 とはいえ、そのなんとも言えないあたたかい風合いは人気も高く、デパートからも発注はしきり。 みつる工芸は人気の少ない大原で、思う存分の渋染製作を行っています。

化学的な下処理をほどこしたカンタン製作の渋染が出回る中で、ここの製品は純粋に渋と清廉な山水で作られる、嘘偽りなしの本物。 塗りを重ねるほどにつやを増していきます。渋染のいい所はその風合いはもちろん、布・木・紙など素材を問わず何にでも塗れる点。
スカーフや洋服だけでなく、家具やインテリア小物などにもOK。 自然な茶色は日本の家とよく馴染み、何年使っても飽きることがありません。 塗れば塗るほど強くもなるので耐久性も抜群。先人の生活の知恵は、現代にも十分通用するというわけです。

みつる工芸では製作に専念するため小売はしていませんが、お気に召したらぜひ声をかけてみて。 あなただけの渋染を手に入れるチャンスかもしれませんよ。




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みつる工芸
住所
京都市左京区大原草生町60
電話番号
075−744−2069
営業時間
不定休